LAYER 03
出入口で、止める。
費用がかかる
クラウドゲートウェイや UTM は、社内ネットワークの出入口に置いて通信を検査する機器です。
感染したあと、被害はこの順に広がる
管理者権限を取ろうとする
インターネット上の攻撃サーバーから、別の攻撃ツールをダウンロードして実行しようとする
パスワードなどの秘密情報を盗み、攻撃者の指令サーバー(C2 サーバー)へ送る
データファイルを指令サーバーやダークウェブへ送る
ルーターの管理者権限を取れないか、外部から入る裏口を作れないか試す
社内 LAN の他の PC やサーバーに感染を広げられないか試す
攻撃の合図まで潜伏する
合図があれば(近頃はほとんどの場合)ランサムウェアを動かし、データを人質に身代金を要求する
ゲートウェイや UTM は、このうち 2〜5 の「外との通信」を検知して遮断し、その挙動を通知します。通知を受けてすぐに封じ込めれば、6 以降は抑え込めます。1 は PC の中で起きることなので、PC 側の対策(01 と 05)が受け持ちます。
選ぶときの 5 つの注意点
通信速度が下がる
通信の中身を検査するので、速度が下がる傾向があります。カタログの「IDS/IPS スループット」が、導入後の実際の速度です。たとえば 300 Mbps と書いてあれば、1 Gbps の LAN を使っている会社では速度が 3 分の 1 になります。この数値を最優先で見てください。
サンドボックスは必須ではない
サンドボックスは、暗号化された通信(メールやダウンロードファイル)を一度隔離した場所で復号し、ウイルスを検査する機能です。良い機能ですが、解析している数分間、メールが届かない、受信できないという時間が生じます。検査をすり抜けることもあり、必須ではありません。
ポートの速度
ネットワーク機器としてはスイッチングハブのようなものなので、ポートごとに速度の上限があります。これからの環境を考えると、2.5 Gbps 以上のポートを持つ機器を選ぶべきです。
監視する人が要る
この種類の機器は、置いたら終わりではありません。常時の監視体制が必須です。専任者を置けない会社は、外部に任せることを勧めます。
価格
性能が良いものは高価です。小規模向けでも本体と設定で数十万円、加えて毎年のライセンス更新費がかかります。
監視まで込みで、月額だけで始める方法があります。
上の 5 点をすべて満たす形で、レインボーヒルズは業務用ゲートウェイのレンタルと 24 時間の自動監視をひとつにした「Rainbow Gateway」を提供しています。初期費用 0 円、月額 8,800 円(税抜)。